| <第1話/メイド服とあわてうさぎの白い耳> |
| 扉の外に出て、ふぅっと密はため息を1つついた。 ピピピピーチチチチーと、小鳥のさえずりが聞こえる。 なんだか芝居の中ででも使われそうな森の景色。 「もー良い。何が起こってもおどろかねぇ・・・」 と言って後ろを振り返った瞬間、またもや密は驚きの声を上げた。 「嘘だろーー??!!!」 い、家が無い!! なんで?!俺、一体 今どこからでてきたんだよ??! 状況が理解できなくて頭をぐるぐる混乱させている時、 「密!!」 聞きなれた声が名前を呼んだ。 「都筑?!」 声の主を見てぎょっとする。 都筑の頭には、りっぱなうさぎの耳がついていた。 腰には、手にすっぽりとおさまりそうなくらいの懐中時計。 そして、顔には片目用の金ぶち眼鏡が輝いている。 「何それ。何のコスプレ?」 ひきつりながら問う。 だけど都筑は聞いていない。 「もー。早く帰って家の仕事してよね」 は?! 「なんで俺がそんなこと。」 「何言ってるんだよ。密は俺んちのメイドだろ? ちゃんとやってくんないと困るよー。」 都筑がプリプリと怒りながら言う。 さっぱり意味がわからない。 「さ、行こう!!」 都筑はぐいぐいと密の手をひっぱった。 メイド?俺が??なんで???!! もー!!本当、なんなんだよ〜〜〜〜 わけがわからず混乱している密は、ひっぱられるままついて行った。
一軒の家にたどりつく。 「はい、密。 これに着替えてさっさと仕事してね。」 命令口調にむかっとしていると、折りたたんだ紺色の服を渡された。 「??!! なんだよこれ!!」 それは前ボタンが可愛らしい、ちょうちん袖のメイド服だった。 しかも、フワフワしているわりには丈が超 短い。 下手をすれば下着が見えてしまいそうだ。 「あと、これと これと これと これと これ。ね。」 次々に渡される。 エプロン、カチューシャ、パニエに、ニーソックスに、ガーターベルト。 ・・・ ・・・っ ?! ??! ???!! 「なんでこんなもん着なきゃなんないんだよ!!」 カっとなって都筑をにらむ。 「なーに言ってるの。これが密の制服でしょ!! ・・・それとも、密のお気に入りのピンクのメイド服、 俺が汚しちゃったから怒ってるの?」 「な??!」 「また買ってあげるから機嫌なおして。ね? だから、早くそんなもの脱いで着替えて。」 「 うわっ 、 ちょ っ 待っ !!」 あれよあれよと言う間に服を脱がされ、かわりにメイド服を 着せられる。 その上ニーソックスまではかされ、 腰に巻くエプロンもつけられてしまった。 「あとはこれだね。」 都筑は白いガーターベルトを手に持ってニヤリと笑う。 「な!?やめろっっ」 スカートをはいてるってだけでも抵抗ものなのに、太ももまでのソックスを はかされて そのうえガーターベルトだと?! 「ふざけんな!!」 「でも、これつけないとソックスずれちゃうじゃん。 ずれるたびに直してたら仕事になんないでしょ?」 「Tシャツとジーンズ返せ!! 着替える!!!!!!!」 「だめーー。」 そう言って都筑は密の着ていたものを暖炉に投げ込むと 火をつけてしまった。 ボーゼンとする。 「ま、その格好が嫌って言うなら 裸でいたって、俺は全然かまわないけど?」 ムカっっ 「わかったよ!! つけりゃいいんだろ!!!」 がしっとガーターベルトをつかむと、開き直ったように乱暴に身に付けた。 くそー。スースーする!! なんで俺がこんな格好しなきゃなんねぇんだよっ 理不尽なものを感じ、密はこぶしを握る。 「密ー。これだと色気なーい。」 ぺらっと都筑がスカートをめくった。 水色のトランクスが見える。 「めくんな バカ!!」 こぶしをそのまま都筑の頭に落とすと、ごちんと鈍い音が響いた。 「いったーーーーっっい 密!!! ご主人様になんてことすんだよーー」 「うるさい 黙れ 死ね !!」 「んもーー怒った!! 実力行使!!!」 「やめろっっやめろってばっ!!!」 トランクスが脱がされる。 「はい。できあがりーー。 密 かわいーーーーvvvv」 都筑は密に白いシルクのスキャンティをはかせると、 満足そうに笑って 密がはいていたトランクスを、またもや火にくべて しまった。 「で、はい これ。バケツとぞーきん。 ほこりっぽくなってるからしっかりふいてね」 ボーゼンとしている密に、都筑はそう言ってバケツと雑巾を押し付ける。 ちくしょーっっ 絶対殺す!!! 思いながらも密はおとなしく受け取った。 しかたなく雑巾をしぼって戸棚をふく。 ちろっと後ろを見ると都筑は眼鏡をはずしソファーに座ってくつろぎながら こちらを見ていた。 うさ耳はあいかわらず都筑の頭にはえている。 ムカツク ムカつく ムカつく・・・ ぶちぶちつぶやいていると、不意に背後に気配を感じた。 「密。」 後ろからぎゅっと抱きしめられる。 密は、はぁぁっとため息をもらした。 「なんだよ。」 「欲情しちゃった。」 「な?!ば、ばかやっ??!」 最後まで言い終わらないうちに、都筑の舌が口の中にわりこんできた。 「ん・・・んんっっ」 舌が口腔内をむさぼる。 息ができなくてあえぐけれど都筑は なかなか離れない。 都筑の舌は執拗に密の口腔内を責めたて、からまされ、 その気持ち良さについ密も舌をのばしてしまう。 くちゅくちゅと舌がからまって唾液の交換しあいが続く。 下唇をかまれ、じーんとした甘いしびれがはしった。 都筑はとろけだした密を薄目でみつめながら スカートやパニエのフリフリを かきわけ白い双丘へと手をのばす。 目的地にたどりつくと、そのままやわやわと揉んだ。 「ば・・・かやろっ もむな !!」 ぷはっと口唇をはなして言う。 「だって…密のおしりって やぁらかくて 気持ちいいんだもん。」 そう言って、マッサージするように揉みながら密の秘部へと指をのばした。 「んんっっ」 口唇を口唇でふさがれているせいで、あえぎもくぐもる。 「ん・・・んん・・・・」 都筑の指先が密の入り口を広げるように悪戯する。 片方の手が密の桃色の性器に触れた。 「密。キスだけでもうメロメロ?」 嬉しそうに言う。 密のものは もうすでに反応していて、小さなスキャンティを持ち上げていた。 「ば・・・かやろぉー」 都筑はメイド服のボタンをはずしていく。 「かわいい乳首。」 「や、やめっっ」 都筑は密のふるえる乳首に吸いついた。 「はぁ!!」 舌でなぶられ甘噛みされる。 「ああ!!」 とろとろになっている体に、追いうちをかけるように指が挿入されペニスを 擦られる。 「あ、ああっっ」 「…もう そろそろかな。 密。俺の、なめて濡らして。」 密の手を自分のもとへと導く。 「軽く なめるだけでいいから。 ・・・早く密の中に入りたいし。」 耳元でささやかれ素直に小さくうなづく。 高ぶった体が、さらなる刺激を求めている。 しゃがみこんでズボンのベルトをはずすしチャックを下ろすと、 都筑のそれは、はちきれそうなほど勃起していた。 さっきのドアノブとは違って都筑のは口の中には含みきれない。 とりあえず先のほうだけくわえる。 ゆっくりと口唇を動かし唾液で濡らしていく。 都筑は、手を密の蕾にのばした。 「んむっ!!」 ぐちゅぐちゅと、指が挿入される。 「んんん。んーっ」 深くまで指を挿入され、首をフルフルと振る。 「痛いの嫌でしょ? ちゃんと舐めて。」 眉をひそめて刺激に耐えるように舌を這わせていると、 深くまで入り込んでいた指が、一気に引き抜かれた。 「ひっっっ」 「もういいよー」 と言って都筑が密の体を抱き起こした。 壁に背中をもたれさせられる。 腰がガクガクでなすがままになってしまう。 「入れるね」 耳たぶを噛むように言い、都筑は自分のものをあてがった。 腰を下げて密の片足を持ち上げ、口唇で密の胸の突起に悪戯する。 「あっあっっ や、やめ !! 」 もちろん都筑はやめるわけがない。 少しずつ、ぢゅぶぢゅぶと音をたてて都筑のものを飲み込んでいく。 都筑は密の性器を指で包み込み擦すった。 「ん っあ、 や めっ・・・!!」 口唇で乳首を 指でペニスを 性器でアナルを 3ヶ所を同時に責められて頭の中までぐちゃぐちゃに侵されていく。 「あっ 都・・・筑 っっ 」 名前を呼ぶとさらに激しく突き上げられた。 重力のせいもあって深くまで快感が届く。 「 んっ んっ んんっっ !!! 」 息をつめて声を我慢していると、ふいに口の中に指を割り込まされた。 「ぅあ?!」 「声おさえないで。俺、密の声 聞きたい。」 「ん、はぁ・・・」 都筑の指が舌にからまる。まるで口腔内を犯されているような気になって おもわずしゃぶってしまう。 「いやらしい顔。」 「な・・・っ 。 は、 ああああ!!!!!」 抗議しようとしたとたん、さらに激しく突き上げられた。 内壁を都筑のものがえぐる。 「い、いや!!!あああ、ん、はぁあ!!!」 都筑の呼吸も速くなる。 首筋に強く吸い付かれる。 「んっっ」 その快感をまぎらわそうと都筑の白いふさふさした耳をかんだ。 「密・・・痛いよ。」 「だ・・・って !!」 クスクス笑いながら都筑はさらに強く首筋に吸いついた。 腰を動かされていると、自分のはいているパニエのざらざらした質感が ペニスをこする。 痛いような痒いような、感じたことの無い快感と、 突き上げられる、甘い痛みにも似た快感とでおかしくなっていく。 「あ、あ、あ、ああああっっ???!!」 都筑のものが密の一番良いところを探り当てて責め上げた。 「やめ!!そこ、い、いやっっ!!!!!」 「ここ?いい・・・の?」 「や。やめ!!ああ!!」 追い打ちをかけるように がりっと乳首に歯をたてられた。 「あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 「くっっっ!!」 メイド服に二人分の精液がとびちった。
「う、うわーーーー!!!! もうこんな時間だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」 「・・・何。うっさい・・・」 ソファーの上でまどろんでいた目をこする。 都筑はあわてふためきながら服を着ていた。 シャワーをあびたらしい。髪と白い耳が濡れている。 密の体もいつのまにかシャワーを浴びたようにさっぱりしていて、 タオルで包まれていた。 髪も同じように濡れている。 「時間がないぃぃっっ」 「何、あわててんだよ。」 「女王様にお茶会によばれてるんだよぉ!!」 いそいでネクタイをしめている。が、めちゃくちゃ歪んでいる。 「お前はネクタイもまともに結べんのか」 はぁっとため息をついて直してやる。 「ありがとー!! ね、ね!!扇子と子羊の白手袋知らない??!」 「知らねーよ。そんなもん。」 「うわぁぁぁん。今日はあれでびしっと決めようと思ったのにぃ!! はわわわわ!!もうこんな時間だ!!!」 都筑は急いで片目用の眼鏡をひっかけた。 「しかたない!とりあえずこのまま行こう!! 密っっ」 「何?」 「留守番よろしく!! あと、もし扇子と手袋がみつかったらお城まで持ってきて!! じゃあね!!!!!!」 と言って走って出て行ってしまった。 あまりの速さに目をぱちくりさせていると、 「忘れ物したーーーーーー!!!」 と言って同じ速度で戻ってきた。 「何 忘れたんだよ」 「懐中時計!! これないと時間がわかんなくて困るんだ。 うわ。いそがなきゃ!!」 あきれ顔で都筑を見つめていると、 「愛してるよ」 と言って、ちゅっと口唇にキスをされた。 「行ってきます!!! うわぁ!!!時間が無い時間が無いぃぃ!!!!!」 取り残されてボーゼンとたちすくむ。 「なんなんだ一体。」 はぁっと肩を落とすと、目の端に白いものがうつった。 「あ!!!! あのバカ!!!!」 白い子羊の手袋がテーブルの上に置かれていた。 「こんなすぐわかる場所にあんのになんでわかんねーんだ??!」 手袋を手に取る。 しょーがねぇ、持って行ってやるか。 ・・・その前に服着なきゃな。 ごそごそとタンスを探る。 「な、何だよこれは?!」 でてくる服はメイド服ばかりだ。 異様に布地が少ないのやら、淡い色のやらフリフリしたのやら・・・ メイド服以外のものはまったくない。 都筑の服を着てやろうと思ったが、都筑の服が収納されていると 思われるところにはしっかりと鍵がかかっていた。 ・・・・ちくしょーーー!!!!!! 密はあきらめてタンスの中から、その中ではまだマシな 背中チャック、膝上丈でエプロン付きの水色のメイド服を選び取った。 下着はと言うとやはりスキャンティしかない。 「くそーー!!絶対嫌だ!!」 がさごそと必死になって中を探ると、かぼちゃ型でミニ丈の ドロワーズがでてきた。 「このさい、これで良いよ!!」 フリフリしてるのは気に入らないがスキャンティよりましだ。 スカートの中にそれをはき、とりあえず鏡の前に立ってみる。 少年が、メイド服を着て鏡に映っている。 違和感がないどころか似会いすぎて怖いくらいだった。 ・・・男がこんなもの着てあんまし違和感が無いなんて、 滑稽なだけだよな。 がくっと肩を落とす。 もう一度鏡を見てみて、密はあることに気づいた。 うわ!! 首筋に2つ、まるで吸血鬼にでも吸われたかのように 赤いキスマークがついている。 最悪・・・ もう一度タンスの中を探ると、小さな宝石箱がでてきて その中にフリルのついた、メイド服と同色のチョーカーが入っていた。 「しかたねぇ。これでも良いや。」 そうつぶやいてチョーカーをつけ、白手袋をエプロンのポケットに入れると 密は走り出した。 |
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通学中の自転車上での妄想の産物です。
| 010523(水) |