信長の手が、高耶の腕をつかんだ。嫌悪感を感じ、その手を強く払う。
「何をする気だ。」
組み敷かれたままの体勢で、高耶は下から信長を睨み上げた。
「決まっておるじゃろう?」
信長は、払われた手をもう一度乱暴に押さえつけ、口唇を高耶の口唇に触れる
ぎりぎりのところまで寄せた。
獣じみた吐息を感じ、高耶は顔をそむけた。

「何をする気だ。じゃと?わかっておるくせに。」
近くにある口唇が笑いに歪む。
高耶はさらに顔を横に向けた。

「まあ良い。教えてやろう。

 お主を侵すのじゃ。お主の体を。
 儂がすみずみまで、征服 してやろう。」


言った信長は早かった。
高耶の両腕を、あらがうも隙も与えず 頭上で一つにし 自分のズボンから
ぬきとったベルトでベッドの柵にくくりあげた。
高耶がその行動に気がついた時にはすでになすがままになってしまっていた。
「っく・・・!!!
 はずせ!!!こいつをはずせよ  っっ!!」
「フ。あろごうても無駄じゃと何度言うたらわかるのじゃ?」
信長の両方の指が高耶の胸元に触れ、それぞれが左右の胸の突起へと
なぞっていく。
高耶の眉がひそむ。
「ここを何度いじられた?」
信長の指が、高耶の乳首をやわやわとつまみあげ、軽くひねる。
感じたくなどないのに、無防備にされてしまった体が快感を受け止めはじめてしまう。
カーっと、顔が紅くなる。羞恥と怒りと××。
それらを避けるように体をこわばらせた。

 ―流されてはいけない。

「怖いのか?」
ニヤニヤと口元を歪ませる。高耶は怒りに震えた。
「ふざけるなっっ。これをはずせ!!!
 お前を、殺す!!!!!」
「おお。怖いのう。
 殺すといわれては なおさらはずす気になどなれぬわい。
 ・・・そうじゃのう。『はずしてください。』と哀願したなら
 儂の気も変わるかもしれんぞ。
 ほれ。言うてみぃ。」
そう言うと信長は高耶の秘部へと指をすべりこませた。
「ぅくっっ・・・」
突然、指を2本も挿入されたそこが悲鳴を上げる。
高耶の苦痛に歪んだ顔を、信長は舐め上げた。
「ほれ。その生意気な目で儂を見よ」
左まぶたに舌を這わせる。

 ―目??!

高耶は思い出した。
 ―そういえばっ。遮毒コンタクトをいれていない。
   なのになぜこの男は??!

高耶は混乱したまま目を大きく見開いた。

「   鬼八の毒 … 」

ふいに信長が言った。高耶はどきりとする。
「そんなものは効かぬわ。
 ・・・少なくとも、ここ ではな。」
信長は挿入した指をさらに深く沈めた。
「うあああああああああーーーー!!!!」
痛みに体がしなる。その隙をついて、信長は高耶の膝を折り曲げ
足の間に割って入った。
「お主の体はおもしろい。ただ快楽をもとめているのではなく
 『痛み』に快楽を感じておる・・・」
「なっっ!!!」
「このような体にしたのはあの男か?それとも天性のものか?」
信長の指が高耶の中をかきまわす。
濡れていないそこが切れ、かすかに血がにじむ。
なのに痛みだけではない、別のものがじわじわと体の奥底から沸きあがってくる。

高耶は目をつむった。
抵抗したところで、この男を喜ばすだけだ。
それに、抵抗しようにも抗うすべがない。
腕はくくられたままだし、念は、何度放とうとしても放つどころか たまりもしない。

 ―ちきしょう!!何なんだよ一体っっ!!!

怒りと困惑、様々な感情が高耶をとりまく。
その間も信長の指は執拗に高耶の中を犯している。
気を抜けばその痛みと快楽に体ごと持っていかれそうだった。

 ―助けろよ 直江 !!!!

直江の名前を心の中で叫び、さらにきつく目を閉じたその時、だった。
信長が噛み切らんばかりの勢いで高耶の乳首に噛み付いた。
「っひっっ」
高耶の体がはねた。
「他の男のことなど考えるな。」
信長がにらんでいる。高耶も信長を睨み返した。

しかし、高耶はすぐに口元に笑みを浮かべた。

「こうなった以上、おとなしく抱かれてやるよ。
 だけど、俺を抱いてるのはお前じゃない。
 ―・・・直江だ。」

そう言って高耶は目をつむった。

「さあ。犯れよ。」

「貴様っっ」

信長の怒りが肌から伝わってくる気がする。
高耶は鼻で笑った。

しかし、次の瞬間 信長は大声で笑った。
高耶がいぶかしげに目を開くと信長の目がすぐ、近くにあった。

「直江に操をつらぬきとおす、か?
 おもしろい。おもしろいぞ景虎よ!!!
 それならば儂は、お主に忘れられぬくらい強い快楽を与えてやろう!!

    『罪』 と言う 名の な     ! ! 」


NEXT>>>>>>>>