<第3話/いもむしの悪知恵と赤い着物の憂鬱(2)>
「ひっっ」

びくっと体がしなった。
織也はおもしろそうに首筋や胸をなでまわしていく。
しびれきった体は、少し触れられただけで体中に電気を走らせた。

「や・・・やめろぉっっ」
「なんだ坊。これだけで感じてんのか?」
織也がニヤニヤと笑う。

 感じてるわけじゃねー!!
 しびれて痛いんだよ 馬鹿っ!!!!

そう言ってやりたいがしびれに邪魔されて声が出ない。


織也は片膝をたてて股を開くような格好に座りなおすと、
その足の間に密をひっぱりこんだ。

「うあっっ!!!」
全身をこすられる壮絶な痛み。

そのまま密は、後ろから抱きしめるような格好で
織也にもたれかからされてしまう。


「ん?なんだこれ・・・」
織也がドロワーズの存在に気づいた。
「着物に こんなもの はいてちゃいけねーなぁ。」
「うああ!!」
ずるっとドロワーズが脱がされ、布が内股をこする。
しびれのせいで痛くてたまらない。


「い・・・いたい  っっ」
「けっこー効くな。しびれキノコ。
 ちぃっと効き過ぎてるふしもあるが・・・・
 まあ、そのうち取れるだろ。我慢しな。」


「っ??!」
くりっと乳首をつままれた。
「な、あっ、やめ  !!」

 痛いっっ

涙がにじみそうになる。

そんな苦痛にゆがむ密の顔を織也は嬉しそうにみつめた。

「・・・陰間は趣味じゃねぇが、
 お前とだったら悪かねぇな。」
指が意地悪く密の両乳首をこねまわす。

「や・・・ぅああっっ」


痛みしか感じなかったそこが、やられているうちに
どんどんしびれは引いていき、別の甘いしびれが体を支配しだした。


「この着物もそうだが・・・
 やっぱり坊には赤がよく似合うな。」
ぷっくりと赤く充血しだした密の乳首をつつきながら織也はそう言うと、
ぱっと手をひらいて今度はふくらみなど無い胸を揉みだす。

「・・・そーいやさっき、
 すみれ達に『胸がない』とか言われてたな。」
「な??!
 聞・・・て、たの  かよ!!!」
「まあな。」
織也がニヤリと笑う。

「ち・・・くしょーー!!」
ふり返ってギっっと睨んだ瞬間、織也は「ふむ」と言って
密のあごに手を置いた。

「何すんだ!!」
「・・・いや、
 坊みてぇに小奇麗で生意気な顔を見てると、
 しばりたくなるなーと思ってよ。」
「は?!しばり??!!!」


「そう」と言うと織也は素早い動作で密を仰向けに寝かせ、
帯ととも巻いてあった腰の紐を抜き取った。



「やめろ!!!!」
「ん?なんだ。もうまともに話せるのか?
 やっぱり若いだけあるな。
 体はまだ しびれてるみてぇだが・・・
 大声だしたら女達が来ちまうな。」
織也は白い手ぬぐいを取り出し素早く密の口にさるぐつわをかませる。
「ぅんんっっ!!!」
抵抗するが、やはりまだ全然体に力は入らない。


織也は、密の 右の膝を折り曲げ 太ももとふくらはぎをつなげるように
くくると、左側も自分の腰の紐で同じようにくくりあげた。

「・・・手もしばっとくか。」
しゅるっと、密の髪に巻いてあった紐で手をしばり、
そしてそのまま両足へとつなげる。
「もうちっと、ちゃんとした紐があれば
 もっと色々な縛り方ができたんだがなー」
残念そうに織也はつぶやいた。

「ふはへんはっっ」
『ふざけんな』と言いたいが、まかれた布が舌にからまって
ちゃんとした言葉がしゃべれない。

「まぁまあ。」
そう言うと、織也は密のペニスに右手をすべらせた。
「んぅっっ」
きゅっと握られ、そのままゆるゆると上下にしごかれる。
「ん、んんん」
布でくぐもるあえぎ。


織也の左手が胸に向かって這っていき、きゅっと突起をつまんだ。


「ひゃ・・・ひゃ、ゃめ!!」
くりくりといじられ、つつかれる。
快感から逃れようと体を動かすと紐で縛られた手足が悲鳴を上げた。




「なんだ坊。
 もう濡れてきだしたぞ。」
「っっ!!」
信じたくないが、とくとくと先走りがあふれだしている。


「縛られていじくられて、気持ち良いのか。」
羞恥に耐えるように密はきつく目を閉じた。

「素質あるみてぇだし、やっぱりここで働くか?
 お前が来たらすみれ達も喜ぶだろうしな。」
そう言って織也は密のペニスの先からつつーっとたどって
密の蕾に手を移動させた。


「ふっっんんんっ」
きゅっと筋肉をしめて、かたくなに指の侵入をこばむ。
しかし、織也の指は強引に侵入し、2本の指を使いそこを押し広げた。
「んぅ??!」
広げられたそこに指とは違う、しかし指に良く似た感触のものが
進入してくる。

 なんだ これっっ?!

つらい首を一生懸命 曲げ、それを見る。

 き、きのこ??!

指に似たものは、きのこの茎だった。
それを目の当たりにした目が、嫌悪で細まる。
織也はきのこを内壁に塗りつけるようにかきまわした。

 ちくしょー  !!
 ちくしょー ちくしょー ちくしょーーーーっっっっ!!!!!
 ・・・っっ??!!

細めた目が一気に見開く。


 な  んだ 、 これ??!
 か・・・ゆい。
 なんだよぉぉ!!!かゆくてたまんねぇっっ !!


「ふ・・うううっっ!!」
「そろそろ効いてきたか」
ズルっときのこが引き抜かれる。


 かゆいっっ 中が、中が かゆい〜!!!!


「んんーーんーーーーーーっ」
あまりの痒さに身をよじらせていると、くぃっとさるぐつわが
ずらされた。


「は  ぁ、 ・・・なに したん、 だよ !!」
「掻痒効果のある毒キノコを使ったんだよ。
 どうだ坊。かゆいか?」

 きいてんじゃねー!!!
 かゆくてたまんねぇよっっ!!

あまりの痒さに頭がおかしくなりそうになる。


「掻いてほしいか?」
我慢ができずに、こくこくとうなづいてしまう。



「ん・・ふ、ああ・・・」
指が、一本だけ挿入された。
「これでいいか?」

 たりない・・・そんなんじゃたりないっっ!!

ぶんぶんと首をふる。

「・・・口で言え。」
カーっと顔が赤くなる。
だけど、今は羞恥や怒りにすら かまっていられない。

「もっと、もっと掻いて!!」

織也は指をもう一本だけ増やして中を掻き混ぜた。
しかし、痒さはやわらぐどころか中途半端な刺激で
よけいに増してしまう。


「これで良いのか?」
「やっっ 、 たりないっ!!!」
「じゃあ、なんだったら足りるんだ?」
織也がニヤニヤと笑う。

 もっと、もっと中を えぐるくらい掻きまわしてほしい。
 指よりももっと強い刺激がっっ


「お・・・りや、のを入れ・・・て・・・」
ぎゅっと、目をかたくつむって言うと、
「だめだなー坊。
 それが人様にものを頼む時の言い方か?
 はい。やりなおし。」
と、織也は密の尻をぱんっと叩いた。


いつもなら『ふざけるな』と言い返すところだが、
体を燃やすような痒みに脳が支配されて、目に涙が浮かんでしまう。


「お・・・りや のを、
 俺の 中に・・・い れて   下 さい・・・」
「・・・入れるだけか?」
「??!」
「ほら、ちゃんと言え。
 でないとこのまんまだぞ?」
織也はまたもやニヤニヤと笑った。

「う゛う゛ーー」
あまりの痒みに耐え切れず、密の目に溜まった涙は
そのままぼろぼろとこぼれ落ちてしまった。

「泣いたって許さねえぞ。」

「・・・お りや のを
 俺の中に い ・・・・れて 、ぐちゃぐちゃ に 、
 かきまわして 下・・・さ い 。」

密が言い終わると、「上出来」とつぶやいて
織也は自分の着物の裾を広げると、
あぐらをかき仰向けのままの密の腰をひっぱりあげて
『乱れ牡丹』の体位をとった。

強引な動作にしばられた手足がきしむ。



いきなりの挿入で、ろくに前戯もしていないのに
密のそこは じゅぷぷと音をたてて織也のものを飲み込んでいった。


「うっ・・・はあ・・・」
手足に紐が喰い込む。
だけど、まだかすかに残っているしびれが
それを快感に変えてしまう。

「ん?
 まだ最後まで入ってもいねぇのに
 もう いきそうじゃねえか。
 仕方ない奴だな・・・」
そう言うと織也は、腰の動きを中断して、
さるぐつわに使っていた手ぬぐいをやぶき、密のペニスに巻きつけた。

「んんんっっ」
発射近いそれを塞き止められてつらい。
だけど、それよりも・・・

「お・・・りやっっ
 もっと動いて!! もっと、もっとこすってっっっ!!」
「なんだ坊。
 淫乱なやつだな。」
「ど・・・・でも い、から。
 お願 っ っ  !!」
そう言って哀願すると、
「しょうがねぇなー」と、織也は腰を動かした。

内壁が心地良く擦られる。
「っあっっ はぁっ っ 」
「良いか?坊。」
「う・・・うん っっ あ っ ああ っっ」
いつもと違う快感と、もっと擦ってほしいという思いから
自分からも腰を動かす。
しかし、紐で縛られているせいで思ったように動けない。


「おりや!!
 ほどいてっっ。もっと動きたいっっっ」
「うーん。
 しかたねぇなー。」
そう言うと織也は、ぐいっと密の上体を持ち上げた。


「ひゃうぅっ」
突然 体位を変えられたせいで
ぐりっとえぐられ、痒みを擦られる快感だけじゃなく、
一番良いところにあたる快感もあわさった。


手と足をつなぐ紐がほどかれ、足の紐がゆるめられる。

「これで動きやすいだろ。
 坊。
 自分で好きなように、俺のもん使って擦りな。」


「ん・・・んんっっ」
ズズっと音をたてて密は自分の腰を浮かし、
そのまま自分の良いところに当たるように沈めていく。

「んっん、ん、ん ふ・・ぁあ・っあ・・ああ」
膝の屈伸と自分の体重を使って激しく中を擦らせていると、
かりっと、織也が胸の突起に噛みついた。
「っっ!! あっっ は っ っ  んんん  っ」
そのまま、舐められ舌でころがされる。


「んっ んんっ っ」
「どーした。腰が止まってるぞ。
 もういいなら このまま抜くが?」
「い、嫌だ!!」

 まだ、かゆさが止まらないのに!!


そう思いながら、密は再び腰を動かし はじめる。
 

自分の良いところに織也のものを夢中になって
突きたてさせていると、織也が口腔内に舌を這わせてきた。

「ん・・・んん・・・・・」
快感を貪るように舌をからめる。
きゅきゅっと乳首をつままれ、あえぎで含みきれなくなった
唾液が伝い落ちていった。



「ん・・・っふ ぁ っっ あ 、 んん
 おりや 、 もう っ」
「いきたいか?」
「ん・・・ぅん っっ」
こくこくと首をふると、織也は密の腰に手をかけ、激しくつきたてた。
「あ、あ、あ、あああっっ」
ぐちゅっと抜挿の音が耳にまで届く。


いきそうなのに、ペニスに巻きつけられた布のせいで
欲望を放出できない。
「あ・・いかせて お・・・りやぁぁ」
切なくて、涙まじりにそう言うと、織也は乱暴に布をちぎり取り、
そしてそのままさらに激しく突きたてた。


「あ・・・いく いきそ・・・・ぉっっ!!」
ぢゅぷぢゅぷと音をたててリズムが速まり、掻き乱す。
「あ・・・んんんんんっっ!!!」
自分でも腰を動かし、中を擦った。
もう、我慢がきかない。
「あ・・・も、やっいくぅ っ!!」
「いけ」
織也が密のペニスを引っ掻き、激しく突きたてた

「んんっ は あああっっ
 い・・・・ いく・・・・
 あ、 ああーーーーーーーーーっっっ!!!!」




密がいくと同時に、織也は自分のものをぬきとり
密の腹の上に己のものを放出した。